l8l技術メモ

機械学習・深層学習・組込みとかのメモ

「クラウドエンジニア養成読本」を読んだ

動機

最近コンテナを使用する機会があり、仮想化とともに語られる(パブリック)クラウドについて最低限知っておきたかったため。

 

雑多な感想

なんとなくしか知らなかった、クラウドベンダの各種サービス概要を知ることができてよかった。Bigquery便利そう

ハードの面倒を見なくてよいのは相当魅力的だが、制約もあり、色々くわしくないと使うのに勇気がいる。また、料金体系がオンプレミスと比較してどうなのか、残念ながら判断がつかない。

後半の事例集が面白かった。NRIは検討事項や語り口が明瞭で、きちんとSIやっているんやな~と勝手な印象を持った。LambdaのNode.jsがEoLになって強制アップデートされるのは盲点だった。ドキュメントに明記してくれなければ嵌りそうな罠。

ハンズラボの事例では、ユニケージ開発(!)がでてきて驚いた(正直眉唾だと思っていたので…)。また、初めはデータ保管をDynamoDBを使っていて、あとからRDBに変更するあたりなどに、多様な物事の在り方を感じる。闇を感じるシステムを社内調節しつつ全面クラウド移行したのは素直にすごいと思った。腕力があればこそだろうなと。